「ぼくの晴レルヤ展(第2回桑原健次個展)」

  昨日午後、知り合いが「桑原さんから預かっていました」と一枚のハガキを届けてくれた。埼玉県ふじみ野市上福岡の友人・桑原健次さんの「第2回絵画個展~ぼくの晴レルヤ展」案内状だった。年齢は少し先輩で、理髪店をやっている人生の達人だ。いつもニコニコしていて、「やあ久末さん、元気だった」と声をかけてくれる。
 
 20年ほど前に知り合いから友人になった。桑原さんの趣味は広範囲にわたる。絵を描くことはもちろん、写真、俳句、カラオケなど。こだわり派なので本格的に習い、じっくりと自分のものにしていく。ある昼前、車で家を訪ねてきて「これから越生を回って顔振峠(こうぶりとうげ)にスケッチに行くから」と誘ってくれた。
 
 顔振峠越生から飯能に抜ける山道の上にある。その昔、源義経が奥州に落ちていく時に、あまりの絶景に何度も顔を振り返ったともいわれる名所だ。着いたら、桑原さんは小生にスケッチブックとクレパスを渡して、「自由に遊んでください!!」と一言。あとはさっさと自分で風景を描き始めた。さすがに上手いものだった。
 
 「桑原健次個展」は5月4日(日)~7日(水)まで、上福岡駅北口徒歩3分の「アートギャラリー・ブラン(BLANC)」で開かれる。ぜひ激励に行こうと思っている。静物画や風景画でシックな桑原ワールドを醸し出す。趣味を一つずつ形にしていくことは、若さを保つ秘訣だろう。彼から前向き、元気のエネルギーをもらってこよう!!
                                                      (問い合わせ先)桑原健次さん 090-4736-2764