2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

夢の続き

9月17日。50年前に利尻沖で事故死した父の命日。半世紀を経てようやくこの事実に向かい合うことができるようになってきた。20歳の自分の人生の最大局面の詳細はほぼ覚えていない。人はきびしい悲しみを記憶が拒否することもある。 今年、吉永小百合さんの映…

「鍋たのむ」

「6 45」と打ち込んだあと「鍋たのむ」と入れ、家人にメールした。車で迎えに来てもらう時間と、夕食の希望だった。鍋は思いつきで入れた。テレビの画面におでんが映っていたからだ。急に鍋の湯気が頭の中に充満した。 すでにそんな時期になっている。さて今…

デクノボー

おととい夕方、ソファから立ち上がって向きを変えたらよろよろと倒れた。こんな転び方初めてだと思った。手足を含めて全身が木偶の坊(デクノボー)になった。ソファーとテーブルの間に左下で崩れていった。左手足のひじを少し打った。 動けないので声を出した…

死に際の美学

昨夜坂戸教会の連絡網が来た。家人は受話器でしばらく確認していた。「Aさんのご主人召された」。土曜日とどいた坂戸教会の週報に「A姉ご主人の健康のためにお祈りください」と書いてあった。気持ちを落ち着かせてからA姉に電話した。 ここ数ヶ月から当日ま…

停電に困った人たち

きのう昼前、札幌のGくんに地震お見舞いメールを送った。夕方届いた返信に「10分ほど前に電気復活」。夜になってPCにお見舞いお礼メールで、発生時点から電気復活までの奮闘ぶりを伝えてくれた。40時間強の停電が堪(こた)えたという。 「お互い70歳代の高齢…

北海道で大地震

「北海道で地震6強、起きて」で、テレビを観ると胆振管内安平町で観測した。震度7の地点もあるらしいが未だ不明だ。さすがに震度6と聞くと胸騒ぎする。ます実家の弟に電話。「家は大丈夫か?」、「停電だけど家はなんともない」。 積丹町の妹は「ビックリした…

「イカメシ食べたよ」

「いまイカメシ食べたよ。味がいかった」とお礼。家人が受話器取り上げ「売っているイカメシより薄味でちょうど良い。手間がかかるのにありがとうね」。二階にもおすそ分け。森(町)のイカメシより一回り大きく、夕飯はそれ2個と鶏肉うどんだった。 冷凍で届…

生きる“希望”

日曜日この時間、教会での礼拝に合わせて、A牧師の説教原稿を読んでいる。前日届く高島平キリスト教会の週報とともに、自らの一週間の“指針”になる。現在体調不備のため欠席続きなので、牧師が説教内容を送ってくれる。 この貴重でありがたい説教のプレゼン…