停電に困った人たち

 きのう昼前、札幌のGくんに地震お見舞いメールを送った。夕方届いた返信に「10分ほど前に電気復活」。夜になってPCにお見舞いお礼メールで、発生時点から電気復活までの奮闘ぶりを伝えてくれた。40時間強の停電が堪(こた)えたという。

 「お互い70歳代の高齢者です!せめて災害では無事にありたいものです。残り少ない人生をまだまだ元気で頑張りましょう!」。こう結んでいた。同感です。 
 
 郷里の弟も妹も札幌の妹も停電には参っていた。社会生活の基軸が電気によって制御されていることが身に沁みたようだ。ブラックアウトとかで説明しているけどリスク回避のシステムが甘いとしか思えない。効率だけでは再発する。
 
 Gくんは学生時代の友人で、札幌出張の時はすすきの・東急インまで来てくれていざ出陣した仲だ。肝が据わった姿勢は若い時からみられた。体操部に入っていた彼が着地でアキレス腱を切った。見舞った時の冷静さに感心した。
 
 けさは埼玉も秋の空気を感じる。札幌の妹から道立文学館で「吉田一穂特別展」が開かれるとの情報。資料入手を依頼した。彼女は落語若手二つ目のイベントに行って気分転換してくるという。そうしなさい、そうしなさい。