2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「ゴッコ汁、食いたい!!」

「ゴッコの季節だね、ごっこ汁食べたいから手に入れて送って」。北海道積丹町の妹に電話で頼んだ。ゴッコの正式名称は布袋魚。1月下旬頃、この深海魚は産卵のため沿岸に寄ってくる。腹には巨大な卵が入っていて、それも身と一緒に食べる。コラーゲンの塊で…

甘利明少年、マラソン大会でショートカット

甘利明大臣公式サイト/厚木高校時代の思い出にこう書いてある。 『在学中の思い出というと、真っ先に浮かぶのが毎年の開校記念マラソンと新校舎建築の為の移転です。運動が不得手な私にとってとりわけ嫌いだった事は走る事。中でも長距離を走る事は光り物の…

ニトリHD社長退任へ

二トリ創業者の似鳥昭雄・ニトリHD社長が退任する。今日の発表では、来月21日付で代表権のある会長になる。71歳の決断だ。昨年春、日経「私の履歴書」に登場して、その破天荒な人生が大反響を巻き起こした。多くのマスコミが追いかけ、死に物狂いの似鳥哲学…

「ルーティン」

琴奨菊は立合い前の反り返る「ルーティン」(=琴バウアー)で優勝できた。優しい性格が災いして、これまでここ一番の勝負に弱かった。いつも体を痛めていて、サポーターや包帯で心身ともに土壇場の連続だった。ところが今場所はルーティンによる集中力が際立…

「あの頃は、」

「♪あの頃は 二人とも、Ha!」―和田アキ子の「古い日記」は胸に刺さる曲だ。若い頃の恋人との断章を歌い上げる。朝日連載小説・沢木耕太郎「春に散る」を読んでいて、和田アキ子の声が浮かんできた。昔の仲間四人が再会した場面だ。 「あの頃と言って、何の注…

「立つ瀬」

久しぶりに気ぜわしさから解かれて、藤沢周平エッセイ集「ふるさとへ廻る六部は」の後半を読んでいる。六部とは巡礼のこと。「ふるさとへ廻る六部は気の弱り」は彼が自嘲気味に詠んだ古川柳だが、この旅は自分の基(もとい)を再確認する旅でもあった。正月に…

「壬生義士伝」・吉村貫一郎の生き様

昨夜BSフジで「壬生義士伝」が放映された。このブログでも何回か取り上げたが、原作は浅田次郎の同名時代小説。浅田は歴史作家・高橋克彦との対談でこの小説は「二十七、八歳の頃、一度書き上げていた。某社に持ち込んでボツにされた記憶がある。今から思う…

足場解体

外壁塗装の足場が外されて、部屋に明るい日差しが入ってきた。午前にエコー検査を終えて帰宅したら、穏やかな陽光が塗り替えられた壁に反射していた。昨日、毛呂山町の知人が「もう梅が満開ですよ。年末から莟がほころび始めていた」と嬉しそうに教えてくれ…

Tさんから卒業メール

東京で初雪の今朝、中国・西安でも初雪が降ったとさきほどTさんからメールが入った。この冷え込みの源泉は中国経済かな?? 「今日の西安は 早朝からの降雪で 街は今季初めての銀世界です。雪は珍しいので、多くの地元人民は『きれい!嬉しい!』と言います。…

プロスペクタス

新聞や雑誌を読みながら、いつも思う。この記事はどんな読者を想定して書いているのか。もう一つ言えば、その読者はどんな格好で読んでいるのか。ソファーに寝そべり飛ばすようにページをめくって読むのか、時間をかけて熟読するのか。この編集・執筆前提を…

今年の目標

〈自身とサザエが二人三脚で走る道には「スランプ峠、マンネリ坂、ハッスル一号線、いきぎれ岬」が描かれる。「いまさらコースはかえられず生活もかかっている かくて私は今日もかく」〉。 朝日be版に長谷川町子ゆかりの福岡市・百道(ももち)海岸が取り上げ…

外壁・屋根の塗装工事へ

明後日(8日)からわが家の外壁と屋根の塗装工事が始まる。その準備に業者が来て、家人・息子と相談しながら外回りの片付けをしてきた。昨年暮れに業者を決めて、依頼した。外壁はおよそ10年振り、屋根は新築以来初めてだ。25年を越えたので一部に錆が出始めて…

サウジ・イラン国交断絶

昔、OPECといえばサウジアラビアのヤマニ石油相の言動が注目された。当時、原油価格は高騰していて、OPEC総会での減産合意はさらに国際経済に波紋を呼んだ。今回のサウジ・イラン国交断絶が深化していく報道を見ていて、低落している原油価格にどんな影響が…

「ウニの古平漁港内養殖」

わが郷里・北海道古平町の「広報ふるびら」(1月号)によれば、「ウニの古平漁港内養殖」が11月半ばから始まった。町と東しゃこたん漁協古平地区浅海漁業部会がキタムラサキウニの海中養殖実証事業を始めた。ウニの養殖技術を習得し、6~8月の漁期以外に出荷…