2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「お刺身用真つぶ」

今回、東しゃこたん漁協(古平町)で自宅用土産に買ったのは、「お刺身用真つぶ」(500g・1,600円)2パックとパーナ貝(500g・780円)だった。 「お刺身用」でなく「冷凍真つぶ」(500g・1,250円、1kg・2,360円)でも刺身に開いて食べられるが、解凍してきれいな形…

帰郷(最終回)―久末家のルーツ

今回の帰郷で最大の目的は、兄妹でこれから先の「家」と「墓」をどうするかという話し合いだった。わたしも弟妹たちも60歳を過ぎているので、将来の実家のあり方、墓の守り方について意見交換した。全員が思っていることを初めてすべて言葉にし合った。ほぼ…

帰郷(5)―札幌格安フリープラン

北海道に帰郷するたびに悩ましいのは飛行機代の高さだ。上京以来、このことで大変だったし、また、いろいろ工夫もしてきた。家族四人の夏休み帰郷のときは当時20万円ぐらいで、今は正規料金だと@7万円×4=28万円にもなる。銀行の友だちに帰郷ローンを提案した…

帰郷(4)―セタカムイ(犬の神様)伝説

セタカムイは犬の神様。アイヌ語だ。積丹半島古平町沖町に犬が遠吠えをしている形の奇岩(セタカムイ)がそそり立つ。子どものころからこの岩の伝説にいつも惹(ひ)かれていた。アイヌのラルマキという若者が漁に出たが戻らなかった。彼の愛犬はずっと飼い主の…

帰郷(3)―余市町「山本観光果樹園」

余市町は「マッサン」前夜だった。9月末から放映されるNHK朝ドラが、ここ余市で本格ウイスキーを造り始めた竹鶴政孝・リタ夫妻をモデルにしている。先日もロケ隊が来たとかで、どこに行ってもポスターが貼ってあった。これを機会に上手く町おこしができれば…

帰郷(2)―「ウニ」と「タコマンマ」

毎年6月に北海道に行くのは、この月からウニ漁が解禁になるからだ。獲れたてのウニを食べると、記憶の底に沈んでいたあの甘さが口いっぱいに広がる。地元の人たちは「本当は7月初旬ぐらいにもっと甘味が奥深くなってくる」という。いずれにしても初モノを美…

帰郷(1)―父を想う

84歳の叔父は驚くほど元気だった。今年1月に大手術をしたが、リハビリで体力を維持している。母のすぐ下の弟だ。早く父を亡くしたわたしにとっては父でもあり、兄でもある。背筋を伸ばして自宅から港の先まで毎日歩いて往復しているという。2キロ余りになる…

昨夜、北海道から戻った

昨夜、自宅に戻った。二時半の便で新千歳を発ち、羽田から直通バスに乗り七時に坂戸着。12-17日まで札幌は天候優れず。雨模様で気温が低かったので少し体が重かった。今回の旅の目的はほぼ達成できたので、行ったかいがあった。 日曜日の昼間の積丹は曇り・…

鯨は人間の4倍の魚を食っている

昨日、第3回「情報感度・Qの会」を実施した。講師の梅崎義人氏(水産ジャーナリスト)から「日本はなぜ捕鯨にこだわるのか」についてミニレクしてもらった。参加者の質問に答えてもらいながら、さらに議論が深まって有意義な会になった。 3月31日の国際司法裁…

「望郷」(リタさんの生涯)読了

森瑤子「望郷」を読了。ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝夫人のリタさんの生涯を描いている。スコットランドから日本に来て、政孝を助けながらの喜びと辛さを女流作家の眼で浮き彫りにしている。この本を貸してくれたSくんは「楽しく、感動した」と、わた…

タマシャモ(玉軍鶏)料理「穂久柳」

昨夜、北坂戸のタマシャモ(玉軍鶏)料理「穂久柳(ほくりゅう)」に行く。家人は以前仲間と行ったというが、私と息子夫婦は初めてだ。先日夕方の埼玉グルメガイドで紹介されたので、「一回行ってみようよ」と自分から提案していた。さて、その味は「★★★」!! 間…

「たのしみは―」(橘曙覧)

「たのしみは心をおかぬ友どちと笑ひ語りて腹をよるとき」―橘曙覧(たちばなあけみ)。昨日の読売2面「四季」(長谷川櫂)に取り上げられていた。「まさに赤心(せきしん)の友たちとの団欒である。腹蔵なく語り合い、理不尽には憤り、滑稽には笑う」と解説があっ…

夏には「冷汁」だね!!

DHA・EPA協議会から届いたニュースレターの最終ページに「アジの開き入り冷汁」のレシピが載っていた。DHA・EPAは魚に多く含まれていて、心身に効果があるという。冷汁はこれからの時期、魅力的だ。 こんがり焼いたアジの開きの身をほぐして、キュウリの薄切…

「天安門事件」とベンチャー企業

6月4日は自分にとっても忘れられない日だ。「天安門事件きょう25年」、今朝の各紙は国際面で報じている。あの日、わたしはクライアントの「国際経済情報センター」のH社長からすぐ来てほしいとの連絡を受けた。「中国との連絡が取れなくなっている」。いつも…

「自分史」

「自分は他の人よりも波乱にとんだ人生を生きてきた。この人生を語り切るのは難しいが、『自分史』として残す価値はある」。多くの人は心の奥底で秘かにそう思っている。不安で不景気な時代にはなぜか「自分史」作成の傾向が強まるという。 今朝の読売・家…

「スーパーニッカ」=「昴」

かつて谷村新司の「昴」をカラオケ十八番とする人がとても多かった。自分の知り合いにも何人かいて、歌うたびに「早く終わらないかな!」と思って聞いていた。自分自身は「昴」は決して歌わなかった。はっきり言って下手な人ほど感情が空振りして平板に聞こ…