夏には「冷汁」だね!!

DHAEPA協議会から届いたニュースレターの最終ページに「アジの開き入り冷汁」のレシピが載っていた。DHAEPAは魚に多く含まれていて、心身に効果があるという。冷汁はこれからの時期、魅力的だ。
 
 こんがり焼いたアジの開きの身をほぐして、キュウリの薄切り、木綿豆腐のちぎったのと一緒に味噌だれに入れる。胡麻も加える。手軽にできて、ご飯や麺類にかけて食べる。汁は冷たくするほど旨い。自分はこれに紫蘇の葉の千切りを加える。夏バテにもOK!! ひと夏に数回つくる。
 
 かつて赤坂の会社に勤めていたとき、TBSディレクター・Tさんが近くの「魚山亭」という宮崎料理の店に連れて行ってくれた。45回行ったが、焼酎にあわせて郷土色の濃い料理を出していた。Tさんから「報道特集」の話を聞きながら飲んだ〆は、必ず「冷汁(ひやっちる)」だった。この店で大人の飲み方の一つを習った。
 
 先日、隣の川島(かわじま)町の大きな公園に息子家族と出かけた。孫の水遊びとバラまつりが目的。信じられないほどの人が集まり、地元の屋台が並んでいた。一瞬、子どものころの夏祭りを思い出した。「鶏皮のやきとり」、「赤飯」、「バラ・ソフトクリーム」をみんなで食べた。〆は昨年の埼玉B1グランプリ「すったて」。
 
「すったて」は、川島の農家に受け継がれてきた料理だ。すり鉢で味噌と胡麻を合わせ、キュウリや大葉など夏野菜を入れる。冷たい井戸水を入れて、コシのある武蔵野うどんのつけ汁として食べる。仕事に疲れた体にタンパク質やビタミン、塩分を補給しながら、涼味を感じる。似たような食べ方が全国各地にあるようだ。