2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

中曽根元首相死去

「中曽根元首相が死去」、昨日午後流れた速報に思わず心が動いた。三十代のときの先輩社員がマスコミ出身で、ほぼ毎週官邸記者クラブの後輩を訪ねた。同行して一緒に話を聞くことが4年間許された。田中角栄首相後期の政局動乱期からだった。 当時中曽根氏は…

豚もつ煮込み

「もつ煮込み、頼む。ショウガをたっぷり入れたのを」。病院に向かう車中で家人に伝えた。体の芯から冷える寒い日だ。体調も不安定で弱含み、冷気疲れでだるさ続き。治療スタッフによれば「今年はとくに不調な人が多い」とか。 夕食のもつ煮込みに唾液があふ…

暖かい気持ちの一日でした

きのうお昼前に積丹・妹からメール。「送ってもらったさつまいも『紅はるか』、とっても美味しいね。午後用事で古平町に行くから実家にさつまいもご飯をとどけます」。さつまいも献上は毎年の“お約束”、美味しくて良かった。 札幌・妹からもメール。先日のブ…

父の月命日

北海道・積丹半島、神威(かむい)岬は西に向かって海に没していく。途中カムイ岩が立ち、岩礁がしだいに消えていく。その落陽は大きく、日本海を茜色に染めていく。 積丹町の妹が送ってくれたその落陽写真をパソコンの側に立てかけている。札幌の妹から届い…

神威岬、女人禁制の解除

先日札幌の妹が送ってくれた北海道新聞(11/10付)の積丹半島神威岬「女人禁制の解除」がおもしろい。江戸時代から岬越えが女性通行禁止になった。函館奉行役人が岬にむけて撃った銃声が迷信をくだいた。 これ以後、美国、古平、余市などを含む岬の奥地でニシ…

森友先生逝去

森友幸照先生が逝かれた。そう聞いて体の箍(たが)が緩んだ。 先生のお嬢様が「父は先日土曜日、90歳で亡くなりました。身内だけで葬儀を済ませました」と伝えた。わたしは口をパクパクさせたが言葉にならなかった。およそ50年間にわたるご指導に感謝の気持ち…

河井継之助の八十里越

朝日be版「みちものがたり」、“八十里越(新潟、福島県)”で長岡藩・河井継之助を取り上げている。北越戊辰戦争で膝を負傷、担架で運ばれる河井ら長岡勢が会津に逃れゆく場面。司馬遼太郎小説「峠」でいちやく脚光を浴びた。 30年前に長岡市で長尾医師から郷土…

特養台風浸水、全員無事

「特養100人救った備えと見極め、台風浸水『川越キングスガーデン』全員無事」。けさの朝日新聞埼玉版に大きく掲載されている。当直に加え職員が待機し、とっさの判断で危機を逃れた。 台風19号で近くの都幾川堤防が決壊して床上まで浸水し、寝たきりの入所…

マリー・ラフォレ逝く

マリー・ラフォレ(仏、女優・歌手)が亡くなった。昨夜ネットニュースで知った。けさ新聞の訃報で確認。アラン・ドロン「太陽がいっぱい」の相手役でデビュー。つぼみは大きく開花した。 憧れの女優、だんとつのMy No.1、美女の天使。あの瞳に20代初めから虜(…

お土産の手づくりプルーンジャム

5~6年ぶりのKくんはやはり颯爽と現れた。9月に再会を約束してから、体調維持を第一としてきた。彼がきのう坂戸まで来てくれたことは最高の喜びだった。心からありがとう。 予約していた和食店個室で、彼は持参したお土産を取り出した。「このジャムは自分の…

首里城炎上

きのう朝、テレビ画面が燃え上がる首里城を映していた。わけが分からず椅子に腰掛けた。あの紅色の正殿が真っ赤な火勢にウムもなく崩されていく。あぁ、惨(むご)い、恐ろしい。 かつて沖縄・大手企業の取材を済ませて、首里城に向かった。はじめて正殿に向か…