2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧

月下美人開花

月下美人が咲いた。昨夜一輪、今晩も二輪の白い花が開くだろう。かつて高坂ののフォトグラファーTさんがもってきてくれた。当時は十個を越える花が開き、香りが自宅の前横の空間を満たしてくれた。一晩だけ開く不思議さを毎年思う。 札幌の妹に写メールして…

秋の食材いただく

今週も黄金週だった。秋を待っていたかのように新米、北国からのリンゴ2種、ナシ、ブドウ3種が届いた。新米は娘の夫が丹精こめた茨城産コシヒカリ、果物は弟がプレゼントしてくれたものだ。先週、ブリとキノコが届いて、美味しいもの満杯。 娘婿は兼業農家で…

Tさんと「とんでん」ランチ

Tさんと久しぶりにお昼をした。体の動きがまだ鈍い小生を二つ年上のTさんが支えながらの移動である。まさしく“老老介護”の姿。Tさんが真面目な顔で尽くしてくれるので、思わず吹き出しそうになった。そうだよね、お世話をする人は真剣なのだ。 近くの「とん…

妹の俳句

妹からの冷凍便に手紙が入っていた。父の50回忌の模様を報告する内容。そして、彼女がいま高齢の俳句先生の施設でボランティアを行い、自分もときどき作っているという。俳句は初心者ばかりの会なので、恥ずかしがらずに書きとめているとあった。 「父さんの…

ブリと落葉キノコ

たった今、北海道・積丹町の妹から電話。「ブリと落葉キノコ送るから、土曜日に着きます」。義弟が刺身用と塩焼き用に捌(さば)いてくれた。ブリの季節に入った。キノコも義弟が早朝採って来たからおすそ分けとのこと。気持ちがうれしい。 「味噌汁にポンと入…

映画「あん」の暁光

映画「あん」をBSプレミアムで観た。2月にも録画で観ている。そのブログを読んだら、考えさせられてる。いま観終ってやはり、大きく息を吸い込んでいた。良い映画は観るたびに、網膜に残る場面が変る。登場人物の人生はそれぞれに複雑。 「人は誰にでも語り…

9月17日、父と彼岸花

「いま終わったから。果物ありがとう」。弟の大きな声が携帯から伝わってきた。きょう17日は父の命日。積丹町に移転・新設した久末家の供養塔に地元に住む妹と古平町の実家に住む弟が、お坊さんにお経を上げてもらった直後の報告だ。 弟は長男のオレが埼玉に…

トランプ政権の広報担当者

「トランプ政権の広報担当者がまた変った。前任者は就任したばかりで交代させられた」。TVニュースがそう伝えた。前任者も現担当者も顔八丁・口八丁だ。日本でも女性広報部長は珍しくないが、米国PR業界では女性の活躍が著しい。 広報(PR)担当者はトランプ政…

カキの季節

カキ料理のニュースを眺めながら、秋の入りを感じた。スーパーのチラシにも大きく写真入りで入荷を伝えている。牡蠣鍋には早いので、最寄駅前の小料理屋ランチでカキフライ定食を食べたい。この店のは大きくて滋養満載の味がする。 上京して初めてカキを食べ…

「過去は未来によって変る」

「男は過去の自分に用がある。女は未来の自分に忙しい」。今朝、読んだ朝日新聞「読書面」の、スマホで書かれた小説「ボクたちはみんな大人になれなかった」の文中にそうある。書評家は「男こそ回想が好きで、泣き虫なんだな」と書いている。 昨日も「朝日」…

リハビリ開始

きょうから訪問リハビリ開始。市内のM病院の専門家が来て、約1時間の説明と運動をした。長い入院で固まった足首と骨盤を中心に体全体の筋肉状態をチェック。理学療法士のIさんが丁寧に自分の手足を支えにわが手足を懐柔してくれた。 屈伸など息の吸いと吐く…

白鳩の巣

少し以前から白い鳩が夕方、わが家に飛んでくる。まず駐車場の屋根の端に停まり、四方を注意深く見回す。しばらくすれば一階の寝室の軒に移り、そこからも周りをウオッチする。その光景をここ数日間、わたしは興味深くみてきた。 「鳩の巣が槙(まき)の木の枝…

退院一ヵ月

きょうで退院一ヵ月になった。この間ひたすら通院と自宅静養で機を窺っていたが、体調は戻りつつある。見えないくらいの薄皮がついてくるように、体に精気が滲んでくるようになった。今週からは専門家が来て自宅でのリハビリ療法が始まる。 これまで何一つな…

焼石と擦(す)りジャガイモ

中国かベトナムでリアカーに荷物を載せて移動する場面のニュースが流れていた。50~60年前の日本の田舎風景に重なった。わたしが生まれた積丹半島の港町でも、当時、リアカーは必需品で一軒に一台はあった。魚・漁具の運搬で大きな役割を果たした。 小学4年…

血縁・地縁

デジタルどおり9月に入った。7月は入院で猛暑知らず、8月は通院とリハビリで半ば口を結んで、やや落ち着いてきた。「顔色が少し良くなってきたね」、「血液検査でしっかりと食べているのが分かります」とスタッフリーダーが励ましてくれた。 緊急入院中の一…