2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「玉蜀黍(とうもろこし)の焼くるにほひよ」

昨日昼過ぎに大きなダンボールが宅急便(冷蔵)で届いた。札幌の妹からで中味は「とうもろこし」と書いてある。開けたら3種類のとうもろこしがぎっしりと入っていた。「ゆめのコーン」、「ゴールドラッシュ」、「ピュアホワイト」とそれぞれに説明書がついてい…

「静かに、健やかに行く」

「静かに行く者は健やかに行く。健やかに行く者は遠くまで行く」。フランス経済学者の大御所であったレオン・ワルラスが好んだ言葉だという。城山三郎氏は「わたしもこの言葉が大好きで、ひそかにこれまでの人生の支えとしてきた。これからもそうしていきた…

人と直接会うべし!!

昨日は人と会う大事さを再認識する一日になった。午後、新装なってから初めて行った大手町のパレスホテルで、旧知のジャーナリストと久しぶりに会った。電話では数回話をしていたが、会うのは12、3年ぶりであった。一階のラウンジでゆったりと近況報告をしな…

「青春」の実態―

ブログ「余市高校41会」に書かれているK君の述懐に共感を覚えながら読ませてもらった。いまどきの若い人たちの振る舞いのことである。周りの状況に無関心で、自分たちのやりたい放題に事を進める。これは態度というより、姿勢の問題なのだとはっきり分かった…

「口ごもらずに、ゆっくり語れ」

愕然とした。自分の声に対してだ。二ヶ月前に収録したU先生へのインタビューを聞き直していた。U先生は元大学教授だから話す内容は難しいものの、言葉遣いは的確で、かつ明瞭であった。それに比べてわが声はべったりとした北海道訛りで、短い質問にもかかわ…

「花火」尽くし

昨夜は「花火」尽くしだった。夜、NHKBSプレミアムで延々と「秋田・大曲の花火大会」を放映していた。わが国一流の花火師たちが腕を競い合っていた。約18,000発というからなんともスゴイ!! 86回目である今年のテーマは「つながり」で、昨年の大震災からの復…

日本人は虫の音に「声」を聴く

この酷暑でも「蝉時雨」が聞こえてくる。蝉は夏の終りにその生を全うし、そして土に帰る。先人たちはこれに世のはかなさを重ねた。風鈴の音も同様だ。夕方、一厘の風に揺らぐ風鈴に「涼」を感じる。これらの感情はすべて日本人特有のものだという。 西洋人…

「竹島」「尖閣」への対応

「野田親書」をめぐる日韓の両政府の応酬で、わが国が初めて厳しい対応を示している。国際司法裁判所(ICJ)への共同付託提案、昨日の外務省入り口での受け取り拒否、天皇謝罪発言に対する謝罪・撤回要求、さらに日韓通貨交換(スワップ)協定の白紙化検討など…

「近いうち解散」の流れ早まる

今日は「処暑」。暦の上では、暑さがピークを越えて後退し始める時期だ。昼間は厳しい残暑が照りつけても、朝晩には涼しい風が渡るような季節になる。今朝の読売2面「四季」には「江のひかり柱に来たりけさのあき」(蒼虬・そうきゅう)とあり、日本人の繊細な…

「朝日新聞社」の商魂

「あさひしんぶんきょういくつうしん・坂道のぼろ!その15」というB4二つ折りの印刷物がテーブルの上にある。朝日新聞の販売店が地域向けに発行しているものだ。トップ記事は「天声人語書き写しノート100万冊突破!」。「坂戸中学校・国語で全校生徒活用中」…

「女の心は最後まで分からない」

昨夜、寝る前に城山三郎氏著「打たれ強く生きる」(新潮文庫)をパラパラと読み返していた。一日の終りになんとなく眺めてから眠りたい、そんな本の一冊だ。「打たれ強さの秘密」という個所で、作家・渡辺淳一氏について書いてある。城山氏と渡辺氏??という感…

「うそいふな。ものほしがるな。からだだわるな」

今朝の日経「春秋」の書き出しはこうだ――「なんとなく面白くない」。そんな顔をした大人たちと、一日に何度もすれ違う。多くの人が夏の終りを感じ始めたからだろう。ふと耳にした風鈴の音が寂しげに聞こえる。寿命を終えたセミが道端に転がっている。お盆休…

西安の友人から聞いた話(2)

中国・西安から休みで帰国中の友人から、先日(8/12)の続きを聞いた。その日、小生と会った後に車で群馬・太田市に向かった。西安の日本語学校を卒業して日本に働きに来ている教え子に面会するためだった。教え子たちから「中国のタバコを買って来てほしい」…

「尖閣」「竹島」にフランクリンの罫線表をー

「フランクリンの罫線表」と呼ばれる難問解決法がある。状況が複雑に入り組んでいるときに、問題を一つずつ整理していくやり方だ。一枚の紙の中央に一本の縦線を引く。左側に「メリット」を書き並べ、右側には「デメリット」を書き並べる。これにより、こじ…

鈴木雅明氏と「バッハ・メダル」

朝日新聞「ひと」欄に、指揮者でチェンバロ奏者の鈴木雅明氏(58)が取り上げられている。バッハの作品普及への功績で、この音楽家が晩年に活躍した独東部ライプチヒ市で名誉ある「バッハ・メダル」を受賞した。「ひと」欄には「アジアにおけるバッハの伝道師…

第3次アーミテージ報告

米政策研究機関「戦略国際機関問題研究所(CSIS)」は15日、超党派の有識者による日米同盟への提言「第3次アミテージ・ナイ報告書」を発表した。2000年、07年に続くもの。中国の台頭や北朝鮮の核開発に対処するため、日米韓の強力な関係が地域の安定と繁栄に…

「トラ・トラ・トラ !」

昨日午後、テレビ東京で映画「トラ・トラ・トラ!」を観た。1970年公開で、米国・日本の合同スタッフ・キャストで製作された米国映画だ。真珠湾攻撃にいたる日米両政府の立場と動きをリアルに描いている。日本では高い評価を受けたが、米国側の興行成績は不振…

東京タワーにあった「軟球」

今日の北海道新聞「卓上四季」に「タイムカプセル」と題して、東京タワーと軟式野球ボールの話が出ている。 【先日、本紙の朝刊に東京タワー(高さ333メートル)のアンテナ支柱から、古い軟式野球ボールが出てきたという記事が載った▼東日本大震災で曲が…

GE会長発言「シェールガスと原発」

昨日の朝日2面に「シェールオイル、米国を変える―進む増産、20年後には『脱中東』・IEA見通し」と大きく報じていた。世界最大の石油消費国である米国の石油輸入(2011年=840万バレル、うち中東依存は184万バレル)は2035年までに半減すると、IEA(国際エネルギ…

西安の日本語学校

お昼に中国から休みで帰国している友人と会って、面白い話を聞いた。彼は「第二の人生」として一年半前、中国・西安に行って現地で日本語を教えている。いくつかの興味深い例を上げておく。 「生徒は18歳位から30歳過ぎまで、西安郊外から日本語の勉強のた…

ロムニー氏「日本のようにはならない」

明け方に一度目覚めて寝直ししたので、いつもより一時間寝坊した。朝パンを食べながら新聞を読み始めたが、頭が起きていなかった。「何時の新聞を読んでいるんだ??」、一面には朝日も読売も「消費税8%へ、法成立」、「韓国大統領 竹島に上陸」とあり、それに…

「朝日」と「読売」の今日の違い

今朝の「朝日」と「読売」は明らかに異なっている部分が2ヵ所ある。「近いうちに」解釈と、「文芸春秋」の広告だ。 朝日は「会期末解散視野に奔走」の見通しを示しているのに対して、読売は「秋に解散」と臨時国会解散の流れで書いている。両者の見方は基本…

さようなら!!「マイルドセブン」

「マイルドセブン」が来年2月から「メビウス」に名前をかえる。一瞬、ウルトラマンの話かと思った(―そう思うマニアもいる?!)。わが国で最も売れている「マイルドセブン」は1977年から発売され、現在でも国内シェア約30%を占めている。名称変更は、海外展開、…

秋の入り口に立って

昨日の北海道新聞「卓上四季」にこうあったー 【詩人立原道造のソネット(14行詩)集『優しき歌』に、こんな一節があった。<いつの間に もう秋! 昨日は夏だった>。きょうは、「立秋」。暑さには、まだ用心しなければならないが、季節は粛々と歩を進めて…

「夏の甲子園」とミズノの関係

明日から、夏の甲子園(第94回全国高校野球選手権大会)が甲子園球場で開幕する。昨日は3回戦までの組み合わせが決まった。全国3,985校の球児たちがめざした夢の舞台だ。そこに立つことができた49校による熱戦がいよいよ始まる。わが埼玉代表の浦和学院は4…

ハマコー逝く

忘れてしまうほど長く降らなかった雨の音を聞きながら、ぼんやり新聞を眺めている。クーラーは入れずに窓を開けたままだ。金網越しに柔らかく風が入ってきて、ネコが出窓で安らいでいる。「ネコはいてくれるだけで、ありがたい」と言った誰かの言葉、ああ、…

『らき☆すた』で地域おこし

昨日書いたとおり、『らき☆すた』に「鷲宮神社」が『鷹宮神社』の名で登場して以来、多くの若者が新年のお宮参りに訪れている。こうした「聖地巡礼」を受け、鷲宮商工会では独自のオリジナルグッズを制作、同会青年部の運営する「大酉茶屋わしのみ」や各商店…

『らき☆すた』・「鷹宮神社」のこと

東武鉄道広報誌「マンスリー・とーぶ」8月号に漫画家の美水かがみさんのインタビュー特集がある。あの人気4コマ漫画『らき☆すた』の作者である。この漫画は単行本、TVアニメ、ゲームや小説にまで広がって、海外でも人気現象を起こしている。すでにこの作品…

男子柔道、「王道か、覇道か」

「王道か、覇道か。新設大学のテニス部を舞台にした青春小説『青が散る』(文春文庫)に、部員たちが論争する場面がある。いかなる手段を使っても、試合の勝利こそ至上とするのが覇道ならば、王道のテニスとは何だろう。作者の宮本輝さんは、答えを示さない…

カブト虫、桃・ぶどう狩りツアー

かねてから申し込んでいたクラブツーリズムの日帰りバスツアーに参加した。「富士山の麓で腕白大冒険!カブトムシ採集&マスつかみ取り&河口湖ロープウェイ乗車、モモ1個狩り&ブドウ狩り食べ放題とひまわり畑」とモリモリ沢山の、お得感満点プログラム。バス…