2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧

明日から如月(きさらぎ)

夕方5時15分、暮れているがまだ明るい。5時半になったらほぼ暗くなった。40分、夜。でも、気がつけば暮れるのがだいぶ遅くなっていた。1月最後の日の印象。 睦月から如月へ。明日から、「向春の候」と書き出す。玄関横の木のつぼみが少し柔らかな色をしてい…

高島平で思い出した

昨日、妻の車に乗って久しぶりに東京・高島平団地に行った。冬の季節には木々の緑も枯れているが、周辺には新しいマンションやビルがどんどん建てられている。大東文化大学に近い道路脇には、飲食関係の店が並んでいる。この団地の最初の入居者として、行く…

「ふるさと納税・贈答品」届いた!!

わたしの故郷・北海道古平町から「ふるさと納税・贈答品」が今朝届いた。希望した東しゃこたん漁業組合の「北浪漫詰め合わせセット」は化粧ケースで立派な内容だ。「こんなにたくさんの商品が入っているの!」と家人が喜んだ。 味付数の子、真つぶ、甘エビ、…

「アベノミクス」のアクロバティック性

佐伯啓思・京大教授が「成長戦略が本格的に具体化されるこの半年が、安倍政権の正念場になる」(ビジネス情報誌「エルネオス」1月号)と指摘している。「実はアベノミクスとは、かなり分かりづらい政策であり、景気を浮揚させ、成長路線に乗せるためには『何で…

「げたんは」で錦織を応援

先日オレのおやつ箱に「げたんは」という黒糖菓子が入っていた。鹿児島の南海堂が製造した板状台形の「素朴な郷土菓子」だという。小麦粉、黒砂糖、鶏卵をまぜた生地を焼き上げて黒糖蜜につけこんだもの。しっとり感が甘味を引き立てる。すごくオレ好みだ。 …

男子駅伝の゛まさか゛!?

「人生には『まさか』という坂がある」と言われる。箱根駅伝の快走で「新・山の神」になった神野(青学大)を配し、優勝候補にも挙げられていた愛知の悲劇。それも失格とは誰が予想しただろうか。愛知は一区走者が中継点直前で倒れこんだ。 這いつくばりなが…

「ニシンの切り込み」

お昼に北海道産ジャガイモを茹でて、「ニシンの切り込み」を乗っけて食べた。切り込みは塩と麹で魚を発酵させた食品で、いわばニシンの塩辛の一種だ。札幌から送られてきた小瓶の「ニシンの切り込み」の最後の残りを、イカの塩辛のようにイモと組み合わせた…

「記憶に残る人」からの年賀状

大宮のMさんから年賀状が届いた。年が明けてから書くので毎年1月10日前後に届く。昔からこだわりの人だ。いま振り返れば「記憶に残る」人物で、懐かしい。 「そろそろか否(いな)まだまだかと傘の春」 とうとう八十歳になっちまう! 子ども3人孫8人、わが人生…

「ゴーストライター」

「りんご、剥いて頂戴」―ドラマ初回、終盤で売れっ子作家(中谷美紀)がアシスタント(水川あさみ)にそう言う。もってきたリンゴを作家はフォークに刺して口に入れる。この場面が今後のドラマ展開のトリガー(引金)だ。作家は禁じられている「善悪の知識の木」(…

友人二人が中国から帰国する

中国にいる二人の友人から続けざまにメールが入った。大連に住む幼馴染のCちゃんから、「2月7日午後に帰国する。遅くならなければその日のうちに会いに行く。成田に到着したら電話する」との吉報。久しぶりの再会に胸が躍っている。 一方、西安で日本語学校…

「鮭の白子」三種

年末30日に北海道・積丹町の妹夫婦から特大の生鮭が届いた。とりあえずそのまま冷凍しておき、娘の亭主・T君が来た1月3日に解体してもらった。彼は釣り好きで魚の扱いは慣れている。そのとき、2本の白子が取り出された。約30cmもあるのが2本。新鮮なのでツヤ…

「教えることは学ぶこと」(辻芳樹・辻調校長)

今朝の朝日新聞・オピニオン「食に学ぶ」の結びの部分を数回読んだ。辻芳樹氏(辻調理師専門学校校長)の言葉だ。 「料理人は高貴な職業です。本物にこだわれば、食材は高価になり、働く時間も長くなる。そんな矛盾に悩みながらも、謙虚に本物を探求し続ける…

「鬼龍院花子の生涯」、木更津で観た

映画「鬼龍院花子の生涯」は千葉・木更津で観た。「なめたらいかんぜよ」、夏目雅子が土佐弁で切る啖呵が話題になっていた。亡くなった宮尾登美子の原作。1982年の封切りまもなく木更津の古ぼけた映画館に一人で入った。子どもの頃よく行った郷里・港町の映…

「A先生」追悼

A先生の奥様に「御手紙とノート拝受」とお礼状を出した。12月25日に受け取った「先生の訃報と往復書簡ノート」の返事が、昨日まで遅れてしまった。何回も便箋を前に書こうとしたが、文字にはならなかった。結局書けたのは、一行おきで便箋たった一枚半だっ…

2月、幼馴染が大連から会いに来てくれる!!

「2月のここの旧正月(10日前)に合わせて帰国考えています。必ずそちらへ寄って顔見せてもらってから札幌に帰ります!帰国を楽しみにしております!」 中国・大連で暮らす幼馴染のCちゃん(北海道古平町出身)からの年賀メールだ。ワクワクして胸が膨らんだ。…

「戦後70年」と1989年

自分が創業した1989年は戦後日本経済の分岐点だった。昨夜「NHKスペシャル~どう生きた? 戦後70年」を観ながらはっきり認識した。まさに「バブル経済」のピークだった。大晦日の株価は38,954円をつけたが、翌90年1月から下落、「バブル崩壊」に突入する。 会…

「箱根駅伝」と人生

文章の流れの中で新年を迎えた。「冬の喝采~運命の箱根駅伝」(黒木亮著、幻冬舎文庫)を一昨日夜から読んでいる。著者の本名・金山雅之が早稲田大学競争部に入り、あの瀬古利彦らと箱根駅伝を走る。監督は鬼、狂気と呼ばれた中村清だ。 金山は北海道空知管…