2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧

北ボルネオ、積丹町からの便り

「行く日が近くなったので、Tちゃん(弟)の分とお土産を送る。木曜日に着きます」。北海道・積丹町の妹から今朝電話があった。積丹半島は依然真冬の荒天つづきだと嘆いた。「こっち週末は10~15度の予想。暖かい天気になるよ」と告げた。 「なに着ていけばい…

きょう、会社30周年

米国の著名キリスト教伝道者、ビリー・グラハム師の訃報が朝日新聞社会面に出ている。99歳。テレビ、ラジオを使った大衆伝道の成功者として活躍し、福音派メッセージを世界中に広げた。日本でも4回の伝道集会を行ったが、わたしは1980年10月(後楽園球場)、19…

「おらおらでひとりいぐも」読後感

若竹千佐子「おらおらでひとりいぐも」を一気に読み終えた。作者は遠野市出身で、岩手言葉をつかいながら現在と過去を行き来する。(東北弁は8割方理解できる。かつて郷里にはそんな言葉で話す年寄りが多かった)。意外にも理詰めの展開だった。 「遠野」とい…

「百年泥」読後感

「百年泥」は読者が“食わせられる”。作者はタイトルから作品の流れまですべて計算づくでいながら、自然の流れにみせかけている。なにか言おうとすれば、それは彼女の術中に嵌(は)められることになる。百年ぶりに大洪水になった川は歴史の流れと人生の総体で…

「百年泥」

小説家Fさんのブログ「行逢坂」に「文藝春秋で芥川賞受賞二作を読み始める」、彼の所縁ある人の門下生だという。プロのFさんがこれら作品をどう評価するか。 実は小生も別用件があってこの雑誌を買った。それで「百年泥」を6割ほど読み進めた。作者・石井遊…

春到来の予兆

日当たりの良い居間のソファーで転寝(うたたね)をしていたら、「♪さぎりきゆるみなとえの・・・」のメロディーが浮かんだ。曲名を調べたら「冬景色」だった。小学低学年の自分がみんなと整列して歌っている、そんな記憶がよみがえった。歌詞が子どもにはなかな…

落葉キノコの味噌汁

昨夜は落葉キノコと大根おろしの味噌汁だった。郷里から送ってもらったキノコ汁は味と食感がなつかしかった。冷めにくく最後まで美味しく食べた。落葉を噛みながら祖母を思った。キノコ採りは祖母が得意で、わが家にもおすそ分けされた。 弟が年子で母の実…

如月の希望(2)

さて、マレーシア・コタキナバルのTさんから一ヶ月ぶりのメール。三ヶ月間の滞在予定なので、ほぼ三分の一が「もう」過ぎ去った、とある。「のんびりした、しかし何かあわただしいような毎日を過ごしている」。なるほど、分かるなぁ~。 今回はマレーシアの…

如月の希望(1)

如月(きさらぎ)は春への胎動が進む、そう信じている。きのう、心はずむ吉報が北と南からあった。まず北海道の弟と二人の妹が来月早々わが家に来てくれる。家人と札幌の妹で日程調整したらしいが、確定した。もう一件は、マレーシアでボランティア日本語教師…

「ゴッコ着いたよ」

「ゴッコ(布袋魚)着いたよ」(オレ)、「予定通りでよかった」(積丹町・妹)。北海道の荒天で遅れる場合もありといわれていた。さっそく今晩の夕食になる。「豆腐とネギはあるから」(家人)。昨日つくばみらい市から来た娘親子がネギと大根を持参した。 ゴッコは…

さあ、2月へ

きのうは一日“死んでいた”。金曜日夕方から右腹がはれて痛かった。点滴後に鎮痛剤を飲んで痛みは引いたが、早朝から体全体をもてあますほどだるくなった。家人に「寒い間だけ入院するかな」と言ったら、「自分からそういうの珍しいね」。 いつもギリギリまで…