2018-02-18から1日間の記事一覧

「百年泥」読後感

「百年泥」は読者が“食わせられる”。作者はタイトルから作品の流れまですべて計算づくでいながら、自然の流れにみせかけている。なにか言おうとすれば、それは彼女の術中に嵌(は)められることになる。百年ぶりに大洪水になった川は歴史の流れと人生の総体で…