人と直接会うべし!!

 昨日は人と会う大事さを再認識する一日になった。午後、新装なってから初めて行った大手町のパレスホテルで、旧知のジャーナリストと久しぶりに会った。電話では数回話をしていたが、会うのは12、3年ぶりであった。一階のラウンジでゆったりと近況報告をしながら、お互いの現状を確認しあった。
 
小生が1989年に会社を立ち上げた当時に大変な協力をもらった一人だ。まさにバブルの絶頂期で、この年末をピークに日本経済は大きく局面を変えていった。しかし、いつも彼は小生をサポートしてくれた。吹けば飛ぶよな会社が来春に25周年を迎えようとしている。彼のような支持者の一人ひとりが支えてくれたから、今日までやってくることができた。今後、二人で取り組むべき団塊の世代がらみの新テーマについて議論を交わした。
 
 夕方から5人での暑気払い会を池袋で行った。メンバーは多士済々で政治、グローバル経済、歴史の解き方までそれぞれの見解を披露した。話がどんどん深まっていくのを、参加者各自が楽しみながら、また、発言を重ねていく。そんな懇談の場になったのは、それぞれが現場を持ち、さらにはこれまでの自らの蓄積を十分に昇華させてきたからだ。
 
最近、お互いにこうした話し合いができる年齢になってきたと痛感する。若い時には、一種「連歌」のような座談会はできなかっただろう。お互いの「専門性」と「溜め」が整って、充実した会合であった。みんな正直に発言する。これが原則だった。初参加の2名も積極的で、それらを契機に会話の幅がさらに広がった。奇遇としか思えない形で共通の知り合いがつながって、驚いた。人と直接会う妙味を不思議な形で体験した。
 
 読売国際面にベタ記事で「米国務長官訪中へ、外相の招請で」とある。9月4~5日に訪問するという。発表は「その他の中国の指導者も会見する」としている。要ウオッチ。