鯨は人間の4倍の魚を食っている
昨日、第3回「情報感度・Qの会」を実施した。講師の梅崎義人氏(水産ジャーナリスト)から「日本はなぜ捕鯨にこだわるのか」についてミニレクしてもらった。参加者の質問に答えてもらいながら、さらに議論が深まって有意義な会になった。
3月31日の国際司法裁判所で日本が敗訴した。現在行われているⅡ期調査捕鯨で日本は決められたミンク鯨の頭数を4/1しか捕獲しなかったとの豪州の提訴を受けたもの。これはシーシェパードなどの妨害を受けたからである。マスコミの多くは「日本完敗」と書いたが、正確でない。IWC(国際捕鯨委員会)科学委員会は、日本の調査を高く評価している。
判決では、RMP(鯨を増やしながら取り続ける方法)は必要であると言及している。日本の調査捕鯨を是認している。捕鯨禁止運動には政治的な背景がある。その結果、シーシェパードなどの妨害活動(集金活動)が行われている。そのほかにも、「ロックフェラー帝国の陰謀」(1976年、G.アレン著)などが語られている。