タマシャモ(玉軍鶏)料理「穂久柳」

 昨夜、北坂戸のタマシャモ(玉軍鶏)料理「穂久柳(ほくりゅう)」に行く。家人は以前仲間と行ったというが、私と息子夫婦は初めてだ。先日夕方の埼玉グルメガイドで紹介されたので、「一回行ってみようよ」と自分から提案していた。さて、その味は「★★★」!! 間違いナイ。
 
 から揚げ、シャモ刺し、焼きシャモ(モモ、砂肝、皮、レバーなど)、シャモラーメン、シャモチャーハンとメニューを一通り頼んだ。シャモ鍋は幼児がいるので次回にした。みんなで感想は「肉厚で、ジューシー。鶏肉よりも数倍の旨味とコク」。口の中が大喜び。全員、満腹。
 
 タマシャモの味は、ブロイラーとは比べ物にはならない。飼育期間はブロイラーが45日~60日。この店の自家農園「おじま自然農園」のタマシャモは最低180日もかけて飼育している。飼料・飼育法も自然と共生した独自の工夫を重ねている。放し飼いで、季節の野菜、果物も食べさせるという。
 
 店主の尾島さんは昼間シャモを育て、夜はシャモ料理を提供。直営農場で育てるシャモ、米、卵、野菜を使う料理はリーズナブルだ。シャモラーメン(塩)は久々にトリガラスープの本格的な奥深さを楽しんだ。「タマシャモ」のタマは埼玉のタマ。