中国ずくめの一日

  ふじみ野研究会5月例会に出席。最初にメンバーの一人が「混迷する中国」について問題提起を行った。「昨年半ばから専門書の内容が中国経済崩壊の見通しを徐々に色濃くしている。今月、東洋経済新報社から長谷川慶太郎『中国崩壊前夜』が発刊された。大手マスコミも懸念の声を強めている」。そんな要旨だった。人民解放軍中国共産党に混乱がみられると予測する。
 
同氏は「相次ぐ無差別殺傷事件、中国共産党人民解放軍との乖離など不穏な兆候が出始めている。中国崩壊に備えて米国人が退去し始めている。万一、崩壊した場合には残った米国人をどのように国外に救出するかの計画がつめられている、との情報もある。在中日本人は14万人といわれるが、救出の想定はきかれない。想定しないようにしている」とも。
 
NHK「名著・旧約聖書」をめぐっては、「一神教」と「多神教」を対立させる構図は無理がある。宇佐神先生はそう指摘した。古代ユダヤ民族の歴史、ユダヤ教の流れと聖書などの資料に基づいて説明された。結局、他民族、他文化を受け入れられないと21世紀の人類共同体の枠は広がらない。かつて中近東と中国は予想以上に共通文化を持っていたとの説。
 
 研究会を中座。中国・西安から一時帰国中のTさんと会う。北坂戸駅前の中国料理「龍門」で食事をしながら話を聞いた。友人が癌に侵され余命が限られているので、最後の語り合いのために来た。土曜日にまた西安に戻る。Tさんは昨夏、奥様を亡くされた。今回、50年来の友人との別れを覚悟してきた。彼は「大事なもの」と述べた。二人で泣きながら酒を飲んだ。