北海道古平町の「ふるさと納税」

わたしの故郷・北海道古平(ふるびら)町から「ふるさと納税納付書(払込票)」が届いた。先日ネットで申し込んだ。ゆうちょ銀行から寄付金を払い込むと、「寄付金受領証明書」が町役場から送られてきて、地元業者から「贈答品」が届く。そんな手続きになる。「証明書」は確定申告で税額が減額される。
 
 わたしはほんの気持ちだけだが、「古平町ふるさと納税」に協力する。昨年のタラコ組合倒産で、いま町は厳しい状況。タラコは古平の基幹産業だ。これまでお世話になった故郷が苦境に直面している。見ない振りをすることはできない。人口3,500人の高齢化町がみんなで頑張っている。
 
 「贈答品」は9種類で、人気が高い。これまで2,500人以上が寄付して、好みの水産加工品セットをそれぞれゲットしている。古平人はみみっちくないのでけっこう良い商品の詰め合わせが贈られる。ささやかな「ふるさと納税」協力が地元活性化の一助になるように。
 
 毎週末、古平町のある北海道日本海側海岸の暴風雪が続いている。台風みたいな低気圧の動きを天気図で見るたびに、幼いころを思い出す。吹雪で顔が痛くなり、耳が千切れそうだった。止んだら竹スキーで馬車やバスの後に捕まって滑りながら遊んでいた。古平の子どもたち、元気でね!!