「不在者投票」、なんと行列!!

   さきほど午後5時少し前に「不在者投票」をしてきた。市役所2階の会場に行って驚いた。50、60人が行列をつくって並んでいた。そして、次々と投票者が来る。「ずっとこんな行列ですか?」と市役所の担当者に聞いたら、「波はありますが、朝からけっこう多いですね」との返事だった。
 
 正直なところ今回の選挙ほど自分のノリが悪い選挙はこれまでなかった。そのうえ連日にわたってマスコミが「自民圧勝」を報じつづけたので、もう終わってしまったような気分にすらなっている。政治家の言葉ほど空虚なものはない。今もっとも言語感覚がズレ遅れているのは、間違いなく政治家だ。
 
 言葉は心を表す。与党も野党もみんな腰の引けた安全パイの綺麗事を叫んでいる。国民はその楽屋裏での言動を見透かしているので、特別の感情を起こされることは少ない。今回、現職2人から電話でテープ録音の支持要請があった。2秒で切った。そんな一方的なコミュニケーションは30、40年前の手法じゃないの?
 
  あきれているが、棄権はしない。かなり低い投票率が予想されている。明日は天気も悪く、寒い一日のようだ。自分もかなり冷えるようなので今日のうちに投票を済ましてきた。それにしてもあの行列にはビックリした。年齢的にも超老人から若者たちまで幅広い。こうした人々の思いが通じる結果になってほしい。