クリスマス食事会

 昨日でかける前に家人が「晩ご飯はNさんが作ってくれる。みんなで食べようって」。帰宅したら息子夫婦がご馳走を2階から我々の食卓に運んでいた。六人掛けテーブルなのでちょうど良かった。4歳男児が「みなさん準備はいいですか? ―クリスマスおめでとう!!」と保育園で習ったあいさつを絶叫、食事は始まった。北坂戸・miltoの手羽揚げ、ロールキャベツ、ポテトサラダ、餃子皮のチーズ包み、海鮮丼、アサリの味噌汁&クランツのイチゴケーキ。
 
 息子が「ビール少しだけ飲む?」、家人がオレに口広ろの色グラスを渡した。約100mlで「OK、ありがとう、乾杯」。半年振りのスーパードライは遠慮しながら喉に沁みこんだ。24、25日ともみんな忙しいので食事会は昨夜になった。〆はアニキがペットボトル大2本をバチに竹籠の底を敲いて「坂戸太鼓」を力演。気合の掛け声は地域の盆踊りで太鼓を敲いた当時の息子そっくり。2歳女児はしゃぐ。クリスマスは新しい命の出発の日だ。この一年間のすべてに感謝する。
 
 NHKスペシャルで「長嶋茂雄インタビュー」を観る。まちがいなく僕らのヒーローだった。小学生の頃、10歳年上の叔母がラジオで六大学野球中継を聴き、「立教に長嶋というすごい選手がいる。杉浦も本屋敷も上手い」と歓声を上げていた。昨夜長嶋さんの話を聞いていて、テレビというメディアの時代に備えられた大選手だったと改めて痛感した。少年のオレは巨人戦を見て、プロ野球ニュースで見直し、翌朝新聞とスポーツ紙で再確認し、メモをつくった。