「熊本地震」続く

 「Hさん、実家大丈夫?」とNさんが聞いた。「兄弟三人が地元にいるが、全員連絡ついた。こちらが思うより元気なようだ」。その場にいた自分「熊本市内?」、Hさん「わりあい揺れた地区。早く静まってくれればいいけど…」。昨日午後の話。Hさんは熊本出身で、リーダーの役割をしてくれている。皆が声をかけていた。
 
 「1階の次女夫婦に大声で『子どものそばにいて! 動くな!』と絶叫した」(今朝の読売・投書欄)。昨夜のニュースで地震発生6時間後に小さな赤ちゃんが救出されたと報じた。1人で寝ていて閉じ込められたが、まったく無事で本当に良かった。今朝起きたら、家人が「真夜中に強い地震でさらに大変な事になっている」と教えた。
 
 強い余震が続いて、阿蘇山の爆発まで伝えられた。最小被害にとどまることを祈る。建物の床の下が波打つと不安を越えて恐怖だ。待合ロビーにいた老人たちが「地震のニュースばかりでテレビが面白くない。3・11と違ってこっちは揺れなかったからね。埼玉はいいところだよ」だと。いや油断できない、埼玉だって明日来るかも。