坂戸市長選・市議選

 埼玉県坂戸市長選・市議員選が10日告示され、17日投開票される。市長選は2期目をめざす現職に新人2人が挑む。2議席削減された市議選(定数20人)には23人が立候補した。有権者数は81,870人。住宅街を連呼していく選挙カーと、各陣営からの勧誘電話がうるさい。
 
 各候補の詳細な政策はこれから配られるのだろうが、一週間で投票というのも慌ただしさ感が否めない。前回の市長選ではほとんどの市民が当時現職の圧倒的楽勝を予想していた。ところがなんと大波乱、新人(現市長、65)が逆転!! 負けた市長が「なぜだ?」と寝込んだ、そう噂された。
 
 今回の市長選の対抗馬は元市議会議長(55)と前市議会副議長(56)だ。後者は前々市長の子息だ。お父さんは毎朝市内を散歩しながら住民と立ち話していた。坂戸市の現在の基を築いた市長だと思う。ただ息子は見たこともないから、どんな人柄かわからない。
 
 元議長もまったく知らない。現市長は数回見たことがある。市長なり立てのころ盆踊り会場に挨拶で来たものの、職員が市長を見失って大騒ぎしていた。チョロチョロ(失礼!?)して落ち着かない感じだった。市広報の表彰写真でも「貫禄」は皆無だ。これは△かな、権威主義よりは良い。
 
 市議選も激戦だ。この地区(800戸)から久しぶりに候補者が出た。42歳の青年で、自治会役員をここ数年務めてくれた。彼は民主党政権の時に同党から何かの選挙で落選したのでは? それで地元で雑巾掛け(PTA役員、自治会役員etc)をしてきた。民進党から出馬。さて?は投票日まで続く。