医薬分業、面倒くさい!!

 これまで病院でもらっていた薬を今月から薬局で受け取ることになった。昨夜病院の帰りに自宅近くのWドラッグストアに寄り、処方箋を出した。2週間ごとなので2回目だ。「すでに病院からFAXが届いているので準備してあります。お薬手帳の確認だけです」。家人が薬剤師とやりとりしている間に、店内パトロールしてお好みの商品を選んだ。
 
 最初はあんドーナツ、夕方から食べたい気分だった。ついでにホットドックも。アイス類を点検したら、とくに欲しいのはなかったのでパス。麺類売場の前列に並んでいた冷し中華とチャンポンを1個ずつゲットした。いずれもインスタントのカップ麺だ。気分次第でお昼に食べる。この種のものは普段食べないので、その味が無性にほしい時がある。
 
 ボリュームがある夕食後に、あんドーナツをニコニコしながら味わった。メーカーによってあんとドーナツの特長が違うが、このヤマザキのがごく普通に美味しいのでお気に入りだ。ホットドックとチャンポンはこれからお昼に食べる。たまにはめずらしい物を胃袋に入れてやらないとストレスが充満して自棄(やけ)食いして後悔する。まったく進歩がないよ。
 
 薬の件は国の医薬分業制度にもとづく措置だが、大変な患者もいる。近くに薬局がなくて行くのが困難な人。車椅子利用、歩行困難など。そもそも面倒くさいよ。最初の回では前後に文句も聞こえたが、昨日はだれもが黙っていた。文句を言ってもどうにもならないからだ。たとえば10年前に比べて、患者自身に負担がかかる部分が少しずつ増えてきた。厳しい時代だ。