ホッケの復讐

料理バサミで左小指を少し切った。血があふれたので、テッシュを丸めて上からセロテープを締めて巻いた。血液サラサラ薬を使っているのでヤバイ、止血が先決だ。一時間過ぎて外してみたらまだ出てくる。消毒してまた同様に巻いた。
 
その夜、家人に話したら、「固定しているからそのままでいい。明日病院でやってもらいなよ」。金曜午後、看護師さんに怒られた。「テッシュもセロテープもダメ。ガーゼをあてて病院の紙テープで押さえます。少し経ったらなにも巻かないで」。
 
この看護師さんは我々を老人のように接する。言い含めるというか、言い聞かせるというか、イライラする。「そんなにボケていないぞ」。最近見た記事に、60~75歳の高齢者は自分を実年齢より15歳若く見ているそうだ。当たってる。
 
「小指がいたい♪」、ジョーク好きのTさんが「噛んだのはだれだ?、伊東ゆかりはあの曲で変身したんだ」と。とまれ、ホッケの開きの尻尾をハサミで切り落とす時に小指がやられ犠牲に。今朝ようやくふつうに水を使った。指の働きは偉大だ。