小池都知事の「5W1H」発音

小池百合子都知事の発言にはほとんどの場合、英単語が混じる。都民ファーストはじめけっこう難しい言葉が英語でサラリと入ってくるので、つい分ったようなつもりで聞いてしまう。ただ、先日の「5W1H」だけは耳に刺さった。
 
ふつう「5W1H=ごダブリュいちエイチ」と言うが、小池知事は「fiveWs oneH」と発音した。これを聞いた時、なんだか小池氏への「シンパシー」が半分以上融けだした気分になった。日本語での話の中にこの種の英語を多用する人は嫌いだ。
 
社会のリーダーは人々が聞きやすい日本語を使い、丁寧に説明してほしい。小池氏はカイロ大学卒業で若い頃から外国人とつきあってきたから、英語も欧米人のように操れるのだろう。そうならばなおさら日本語での適切な表現を心がけてほしい。