大阪春の乱

  「歳をとると花粉症が治まってくるようですね」、知り合いの介護サービス社長(40代)がそう言った。突然振られたのは、彼からみれば私はたしかに年寄りのせいだろう。「そうなんだよ、今年はいつもの年の2割程度かな」。
 今年のスタート時には眼が痒かったが、一週間過ぎたら大丈夫になった。朝晩の目薬が効いているのかもしれない。現在は週に一、二回鼻水がするりと落ちてくるぐらいだ。「社長の周りにそんな人が多いの?」と聞いた。
   「そうなんですよ、かなり多くの高齢者がそう言ってますね」。どうしてか?? 二人でいろいろ話して、老人の生命力が弱くなって強いアレルギー反応がおきなくなる、そんな感想で一致。反応が強くてもそれを感じる力が衰えているのかも。
 一方、大阪春の乱は強烈アレルギー。金脈と人脈が相乱れて収拾できなくなってきた。小池劇場が納まったと思ったら、人気者・アッキーのステージに幕変り、国会中継バレミエ!! ここまできたら乱戦破滅、真の勝者は? 人間研究を楽しむ。
 「文藝春秋」3月号に掲載の「安倍昭恵論」(ノンフィクションライター・石井妙子)を読んでいたので、アッキーの言動がよく分かる。この記事はスクープだったね。