NHK「天気予報」の“ご親切”過剰

最近NHK天気予報に不快を感じる。冒頭でアナウンサーが予報士に「今日の天気は昨日の予報と違いましたね」と突っこむ場面だ。アナウンサーは軽い気持ちかもしれないが、嫌味たっぷり風に言う。予報士はそれに律儀に答えている。
「予報はずれ」を番組の初めに指摘するなど、冗談にもならない。それもNHK独特の噛み砕いたつもりの“ご親切”口調でやるから、重くなる。やるならサラリと、導入ならやらない方が良い。そんな些細にむかつく自分はいらだっているのか?
もう一つ余計なこと。「雨になるから折り畳み傘を」、「寒くなるから上着を」など、いちいちうるさい。高齢者とか小学生なら素直にうなずくかもしれないが、大の大人はそんなことは自分で決める。“ご親切”も度が過ぎると押しつけだ。
こんな調子で毎日聴いていたら、自分の判断より予報士とアナウンサーの指示がなければ何にも決めることができない人ばかりが増える。天気予報の基本がブレているのでは。「雨模様なので洗濯物は部屋干しに」とか、止めませんか。
昨晩の「西田敏行ファミリーヒストリー」は良かったけど、関係者が多すぎた。実父母、養父母の先祖の話は複雑で長すぎ。かつて歌手・松崎しげるが、まだ売れてない西田敏行と二人で歌っていたっけ。西田はどんな曲でも歌える人だ。