開きホッケと春カレイの一夜干し

ホッケの開きとカレイの一夜干しが届いた。古平の弟が知人の漁師に頼まれて手伝ったお礼にもらったという。それを積丹の妹が一手間かけて食べごろにした。「夜風がちょうど良くて一晩で美味しそうにできたので送った、3軒で分けて」(妹)。
 
ホッケの皮が飴色に光っていた。春カレイも厚くてうまそう。今晩の一品は焼いた開きホッケだろう。かつて父はホッケも獲っていた。ホッケの焼きや煮つけは幼いころの定番おかずだった。冬は飯寿司にもなった。ホッケ愛好者は多い。
 
古平港は昔からカレイ釣りの穴場だった。小学生ぐらいの時は弟、従弟といっしょに岸壁から20メートルぐらい投げた。スナガレイが釣れた。しだいに札幌方面から車で釣り人が来て、防波堤は数くの竿が並び引いたり投げたりにぎわいだった。
 
漁港が大規模化して、波除ブロックが使われてからカレイはあまり釣れなくなった。潮の流れが変ったのだろう。弟によればかすかに砂地は残っていて、少しなら釣れるという。こんど帰郷した時、30メートルくらい投げ釣りしてみようかな。