「古平(ふるびら)祭り、行ってきた」

 「Tちゃん(弟)がとても楽しそうでした」、昨夜、積丹・妹のメール。「古平祭り見に行ってきました。雨がたいしたことなくて良かったです」とつづく。祭り最終の見せ場「天狗の火渡り(火くぐり、ともいう)」を見てきたのだろう。
 
 きのう昼前に弟に電話したら出なかった。少ししてコールバック。「祭り山車の付き添いをしていて太鼓や笛の音で気がつかなかった。街中歩いて、歩いて、雨は小降り」。いつもながら意気込まない声で嬉しさを伝えていた。彼なりの誇りを感じた。
 
 神社は四国・金比羅(琴平神社)の流れ。漁業の町の繁栄を願い、みんなで例大祭を盛り上げてきた。子どものころ学校は午前で終わり。子どもみこしや山車の引き手に参加。同級生・神社のYくんが屋根裏部屋で“宝物”を見せてくれた。
 
 古平祭りイコール天狗の火渡り。Youtubeにもアップされている。祭りにあわせて、札幌など町外に住む人たちが帰郷する。寿司屋の二階で各年代のクラス会が開かれる。祭りとお盆はクラス会。そう決めている学年も多い。暫し故郷は賑わう。