「明晩、積丹の生ウニ行くから」

   たった今、北海道積丹町に住む上の妹から電話があった。「今朝、余市からクロネコ便で生ウニとゆでダコを送った。航空便で明日夜着くように指定してあるので、晩ご飯にどうぞ」との内容だった。「生ウニは食べる前に少しだけ水切りをすればさらに美味しくなる」との助言があった。熱いご飯と一緒に積丹の生ウニ・・・たまらん!!
 
妹たち二人が一緒に利尻・礼文の旅にいくという。札幌にいる下の妹が段取りをするらしい。本当は自分も一緒に行きたいが、叶わない。父は利尻・礼文の沖合いにある武蔵堆(むさしたい)で海難事故のため亡くなった。遺体は上がらなかった。自分が大学2年の時だった。われわれ兄妹が「9月17日」を忘れることはない。
 
お盆や少年野球チームの話など次々に変わって、長話になった。西武ドームに来る少年野球チームは古平町&積丹町の子どもたちで構成され、妹の知っている子どもたちも上京するという。コーチのY君は小生の同級生であるが、義弟の仲間でもある。「せっかく行くのだから、子どもたちのいい思い出にしてほしい」(妹)。