和製ウイスキー、輸出増へ

テレビ東京WBS」で昨夜、「ウイスキー、再びブーム」とニッカ、サントリーウイスキーの輸出が増加していると報じていた。ロンドンのパブ店主が、「若者など日本のウイスキーを注文する客が増えている。好評で銘柄をさらに増やす」と語った。
 
その店のカウンターには、ニッカの「余市」やサントリーの「白州」などのボトルが並ぶ。「日本のウイスキー、お勧め日」などもやっていた。初めて口にした年配の客二人がそろって、「とても美味しい。味に広がりがある」と大袈裟に驚いていた。
 
スコットランドから直接学んだ日本のウイスキーづくりの技が独自の進化をしている」と番組ではコメントした。すでに日本酒は海外でブームになっている。日本人のモノづくりの妙技が、日本酒やウイスキー醸造でも遺憾なく発揮されている。
 
テレビCMでハイボールをジョッキーみたいな大グラスで、若者たちが楽しげに飲んでいる。われわれの時代はもう昔になったが、小さ目のグラスにウイスキーを注いで孤独を装いながら静かに飲んだ。その後に、ワンショットバーが流行った。
 
 日本酒、ウイスキー、ビール、焼酎、ワインと酒の多様化が進んでいる。しかし、肝心の若者たちはこれらの酒を本当に飲んでいるか、少し疑問だ。メーカーのCMに振り回されながら飲んできたのは、どうやら我々「団塊の世代」じゃないの?!