東上線ストップは車両故障だった(ナニ~)

   昨日書いた「東上線、ストップ」の記事が朝日の埼玉版に載っている。「車両故障で約4時間も運転見合わせ」とある。隣町の作家・Fさんが「うちの娘は、10時過ぎに志木で乗って、ひとつ先の柳瀬川で立ち往生。動き出すまで待って、坂戸に着いたのは午前3時前でした。迎えに出たこちらもしんどい一日でした」とコメントしてくれた。
 
 「お互いにお疲れさまでした」とメールした。朝日記事では「下り回送電車が霞ヶ関鶴ヶ島間を走行中に車両故障で自走できなくなった。この影響で、運転見合わせになった」とある。急に腹が立ってきた。「通電具合が悪くなった」、「架線トラブルのため」、「原因はまったくわかりません」などと車内放送していたことだ。車両故障が原因だったのだ。
 
 最近は乗客がおとなしくなってきて、文句を言う人がほとんどいなくなった。一昔前は、乗務員や駅員に食って掛かって苦情をいう激しい人がけっこういたものだ。「まあ、怒ったところで動くわけでないから」と割り切っているのが今の風潮なのだ。文句をつける感情的な輩は、他の客からは軽蔑される空気が圧倒的になっている。
 
 車内放送は表面的には慇懃だが、「乗客第一」の姿勢はあまりない。「原因がわかりません」と断定的に伝えた声には有無を言わせまいという感じすら受けた。代替輸送の準備や料金の問題などで手を打って、少しでも客を気遣う姿勢を示してほしかった。「遅れて申し訳ない」の繰り返しで乗客は疲れていった。慎重なのはわかるが、気持ちの問題なのだ。
 
 それにしても、伊豆大島の台風被害は気の毒だ。10月に26号がこんな進路で関東に影響を与えるなんて信じられない。四季のブレがあまりにも激しすぎる。体力的にも対応が難しい。今朝は晴天だが、空気は冷えていた。北の地では昨日、積雪があった。ニュースでは大地が白くなっていた。10月半ば、すでに今年の冬は厳しくなると覚悟。まずはインフルエンザ予防注射だ。