上野アメ横、ガチ本番へ

 昨夕のTVニュースで上野アメ横の混雑ぶりを報じていた。とにかく大晦日夜ギリギリまで身動きが取れないほど買い物客が押しかけるだろう。病院ロビーで顔を合わせたNさんもそのリポートを見ていて、暫し歓談。「売値が千円単位なのは、おつりに手間をかけないで一人でも多くの客に売るため」とのリポーター・コメントに二人とも納得した。
 
 Nさんは物知りで何でも答える。「あれだけ大量に安く売れるのはどうして?」と小生が質問したら、軽い咳払いを一つして「要はバッタ屋商法のアンカーで、投売りの最終地点がアメ横なんだよ。売れ残った商品が年末一週間めがけて全国から集まってくる。すべてが現金取引で、大量仕入れされる。年末はみんな現金が必要なんだよ」だと。
 
 「生モノ商品は当然腐らないうちに売り切らなければならない。魚介関係などは特にそうだよね。菓子類だって賞味期間があり、ギリギリでも売り切らなければならないからね」。アメ横は日本の流通の最終出口だったのだ。「あの雑踏や店員との掛け合いは覇気がなければダメだね、もたないね。いま我々が行ったら倒されて潰されるよ」だって。ホントだ!!
 
  先日、挨拶回りを終えて遅い昼ご飯のあと、小生と別れたK君は「アメ横を覘いて、買い物でもしてくる」と出かけていった。月に20日もジムに通っているだけにまだ気持ちが若くて覇気があるんだね。ナガレイシ(さすが!!)。あと4日で今年も終わる。