「医龍4」

   昨夜から始まったフジテレビ・ドラマ「医龍4」。低迷するフジが起死回生をかけて放映する人気ドラマシリーズだ。これまで「医龍」から「医龍3」まですべて観てきた。天才的外科医・浅田龍太郎を中心とする心臓外科手術チーム「チーム・ドラゴン」の復活だ。初回を見た限りでは、優れた日本の医療技術のグローバル展開という布石があるようだ。
 
 このドラマは2006年から放映された。この頃から自分も心臓手術を検討し始めた。自宅や、検査の入院中、手術後の病室で見たりした。心臓・血管外科手術がどのように行われていくのかが、ほとんど正確に把握できるようになった。ただ、心臓内科から心臓外科(手術)に移っていく同室患者の家族の多くは反対し、家族で泣いているのを見たりもしていた。
 
 医師が使う心臓・血管関係の用語の難解さを、「医龍」で行われる心臓外科手術のリアル画面、CG(コンピュータ・グラフックス)画面が十分に自分の理解を助けた。やはりフジの心臓手術ドラマ「バチスタの栄光」シリーズでも補完した。それでも分からないところは病院の図書室で調べたり、たまに心臓担当医師から仕組みを教えてもらった。
 
 もう8割以上忘れてしまったが、今も心臓外科手術にはかなりの関心を持っている。昨夜も最新式の検査・医療機器が紹介されていた。実際のところ日本の医療技術は世界のトッブクラスだ。あえて大病院の超高度コンピュータシステムと、天才的外科医の技との対比を鮮明にしていた。初回は顔見世、「チーム・ドラゴン」再結成が実現した。次回に期待!!