昨日午後のヒアリング3件

   () 森友幸照先生に新刊「吉田松陰 誇りを持って生きる!」の感想を述べ、執筆の経緯と要諦を解説してもらう。「信念、志、行動力」がキーワード。池袋東武デパート7F旭屋書店の歴史コーナー棚の目立つところに並んでいた。昨日から発売。84歳の力強さにただ敬服。
 
 話は来年のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」のことに。松蔭の妹・文が主人公で、松蔭の高弟・久坂玄瑞に嫁いだ。このことを知る一般人は少ない。先生は「文の生涯を通して、松蔭の生き様が浮き彫りになればいいのだがー」と語った。あの時代の天才青年の一生を再考したい。
 
 (午後) 「食生活ジャーナリストの会」の駒井信行事務局長に入会希望を伝え、概略を説明してもらった。メディアで発信するジャーナリスト120名で構成されている。食に関する新たな問い返しの時代に入っているとの認識から、昨年秋に勉強会に参加させてもらった。参加者の熱心な姿勢に感銘を受けた。今後、入会申請書を提出して審査を受ける。
 
 (夕方) ノロウイルス食中毒多発について、専門家のニッセンテクノの小知和道社長からミニレクを受けた。すでに手洗いでは防止できない段階に入っている。空間の環境衛生管理が課題だが、同社はすでに長期間データを取り、システムとして完成している。各地での大人数発症以来、超一流ホテルなどからの問い合わせが殺到しているという。興味深い情報交換になった。