「宇都宮の餃子」

 山田詠美が今朝の朝日be版「作家の口福」に書いている。「実を言うと、私がこれまで一番おいしいと思った餃子は宇都宮のものではないのである。それは、宇都宮の前に住んでいた鹿沼で食べた餃子」。これを読んで苦笑した。宇都宮餃子ブームが頂点の頃、宇都宮出張の帰りに鹿沼市に住む韓国人の友人Mさん夫妻を呼び出して餃子店に案内してもらった。
 
 Mさんは「宇都宮で一番美味しい店といわれても難しいよ」と言いながらも、車を小さな餃子屋に着けた。メニューには20種類ほどの餃子があった。Mさんに「お気に入りを頼んで」と言ったら、中身は忘れたが2種類の餃子を選んでくれた。お互いの近況報告をして駅まで送ってもらった。餃子の旨さは評判ほどにはピンと来なかったような?! そんなことを思い出した。
 
実は昨日の夜も餃子を食べたのだ。「ワカバウォークにできた流れない寿司屋に行ってみよう」、ところが「魚べい」は超満員。40人も並び待ち時間・29分とデジタル表示。パネルを押せばレーンで即お寿司が運ばれてくる。フードコートに変更して「ラーメン・北国のこぶた」で黒とんこつと餃子を頼んだ。計1,070円。両方とも量もパンチ力も物足りなくて残念。家人は「石焼ビビンバ」の店で500円でゲット。