ポスト、文春の「団塊論」は読まない!!

総力大特集「団塊世代罪と罰」、どでかい白抜き―今朝の「週刊ポスト」の新聞広告だ。日本の「最大勢力」664万人の功罪を問うのだという。このタイトルを見て、先日の「文藝春秋」の広告を思い出した。いわく、「団塊こそ戦犯だ 第二の敗戦」。いずれも我々団塊の世代に買わせよう、読ませようとの魂胆が明け透けだ。もっとやることあるだろう。
 
 ポストによれば「団塊世代の特徴」は、①自己顕示欲が異常に強い、②勘違い、思い込みが激しい、③人の話を聞かない、④追い詰められると逆ギレ、⑤意外に権力や地位に弱い、⑥同級生は多いのに友だちは少ない、そうだ。文藝春秋は「哲学と覚悟がなかった鳩山、菅」、「団塊経営者は不作である」などを挙げ、ポストも菅、猪瀬、舛添、仙石だ。
 
 マンネリにも度があるだろう。こんな企画がトップの雑誌など団塊世代は買うわけがない。もっと頭と足を使って切れ味鋭いテーマをドーンと打ち出したら買ってしまうけど。机上のテーマ決めで二番煎じの原稿をまとめているようでは、下降する雑誌の行方はますますジリ貧になる一方だろう。断言する。編集者諸君、顔を洗って出直して来たらどうか!!