菜の花と春菊のおかず

   いろいろ雑用があって落ち着かない。昼過ぎまでかかった。一休みしてから、夕食の準備をすることにした。ブログを書く余裕はまったくないので、諦めたのだ。
 
冷蔵庫の野菜室に菜の花があった。沸騰したお湯でさっとゆがいて氷水で冷まし、ザルに揚げた。油揚げの油抜きして、千切りにした。ニンジンも千切りに。これらにしめじを加えてだし汁で煮た。減塩醤油とみりんで味付けして、卵とじにした。
 
 冷凍室に生のスケソウダラが二切れあったので、新聞紙の上で塩をして料理酒をまぶした。魚の上下にクッキングペーパーをかけて、そのまま新聞紙に挟んだ(クッキングペーパーで新聞紙が魚にくっつかない)。二時間ほど経てば、良い塩加減になる。水分も抜ける。それを焼いて食べる。
 
 味噌汁は、白菜の「先に使う」とマジックで書いてあるのから切った。それに春菊を入れるつもりだが、ボリューム感がないのでジャガイモを一個入れることにした。イモ類はカリウムが多いので、軽く茹でてアク抜きをして使う。これで具がそろった。
 
 出来上がりはなんとなく子どものころに母親が作ってくれた献立のようになりそうだ。自然とこうした味の好みになっているのかもしれない。菜の花や春菊は春の香りの食材だ。元気をもらう。味噌汁など仕上げは直前にして、七時から食べる。食べる時間は決めている。