ズッキーニ

 市内の若い友人からズッキーニ3本もらった。太くて緑が非常に濃いものと、大き目のキュウリのようなものだ。彼の奥様が山梨県生まれで、実家から野菜が送られてきたそうだ。袋にはそのほかキュウリ数本とニンジン、玉ネギが入っていた。
 
 ズッキーニはこれまで自分は食べる一方だった。今回はもらって「夏野菜」そのものという感じだったので、つくってみることにした。まずはそのまま輪切りにしてサラダオイルで表裏をさっと焼いた。微妙に焼き色が付き始めたころ塩コショーした。
 
 皮付きだが、キュウリよりも滑らかな味がした。これはいけるとマヨネーズ、酢味噌などで食した。焼く、炒めるから茹でるに変えてみた。熱湯にさっと数秒入れて、味ポンマヨネーズ、辛子マヨネーズなどで和えてみたら、これもおいしかった。
 
 ズッキーニはキュウリの仲間ではなく、カボチャの仲間だという。スープでも楽しめるとあった。いま、食卓にはプランター育ちのキュウリ、軒下のミニトマト、ピーマンがほぼ毎日並んでいる。緑色のオンパレードにミニトマトの赤と黄色が映える。
 
 明日か明後日、夏野菜のカレーか、鶏肉のトマト煮にしてズッキーニを使い切ってしまうつもりだ。おいしさとビタミンが失われないうちにありがたくいただこう。