「黄金魚(きんぎょ)」

  「黄金魚(きんぎょ)という金魚!」。今月30日まで県さいたま水族館(羽生市)で展示中。広報紙「彩の国だより」に載っている。和金、出目金、琉金など金魚には30種類を越える品種があるが、これまで「きんぎょ」という品種はなかった。
 
県内の養殖業者が5年の歳月をかけて作ったという。全体が黄金色に輝いている。(「モンスターハンター4」の話ではない)。夏の風物詩として欠かせない金魚。埼玉は日本三大生産地の一つ。1位愛知県、2位埼玉県、3位奈良県
 
先日、坂戸神社のお祭りで金魚すくいをやって持ち帰った小6の孫。「放してくればよかったのに、かわいそうに」と親から叱られていた。大事に自宅にもって行ったが、翌々日死んだそうだ。気持ちはよく分かる。みんなそうして大きくなっていく。
 
紹介されていた金魚の飼い方。①水槽にすぐ入れない(汲み置きした水か、中和剤を入れる。ビニール袋と水槽の温度を同じにする)、②一つの水槽に多く入れない、③えさを与えすぎない、④水を替えすぎない(夏は半月に一度ぐらい)etc。
 
自分が子どものときも、そんな注意はしなかった。だから金魚は数日後に死んでしまった。10分ほど悲しかったが、すぐ忘れた。あれは「真夏の夜の夢」か。