東海大四、快勝おめでとう!!

   なんと、東海大四が勝った。強豪・九州国際大付6対1で突き放した。エース西嶋は‶幻惑投球″で相手に的を絞らせず12K(三振)を奪った。168cmの小柄な体でみごとな完投勝利だ。彼の好投に応えて打線も14安打と爆発。西嶋は7月23日の南北海道大会決勝後は、右肩痛と疲労回復を優先させてきた。整骨院にもほぼ毎日通い、電気治療で回復を図ってきたという。
 
 北海道代表チームの多くは、甲子園の戦いでは大雑把で力を出し切れずに敗退する。そんなイメージが強い。今回の東海大四はスキのない野球を見せた。強振しないでセンター返しのバッティングに徹していた。九州国際大付には悪いが、いつもの北海道チームはほぼ似たイメージだった。多くが180cm以上の大型選手で強振、空振りを繰り返した。凡ミスもあった。
 
 東海大四は二回裏ピンチを乗り越えて試合の流れを呼び込み、三回表の4点を先制した。これが大きかった。攻撃も西嶋から始まった連打で一気に気勢を上げた。この二回裏から三回表が潮目だった。西嶋を中心とする結束力が発揮されていて、感動した。東海大四、一回戦突破おめでとう!! 40数年前に同高教師になりそこねたジジイが応援している。次も勝ってください。