「1個のリンゴで医者要らず」

   「1日1個のリンゴで医者いらず」と聞く。今朝のNHKあさイチ」でリンゴの万能ぶりをさまざまな面から紹介。それを眺めながら朝食デザートのリンゴ1/6個を噛み締めながら食べていた。リンゴなど果物、生野菜はK(カリウム)が多いので一度の量は多少制限する。
 
 番組の中で誰かが「お腹を壊すと親がリンゴをすって食べさせてくれた」と話したら、リンゴ研究者が「整腸作用がありますから」と答えていた。自分の記憶では子どものころに風邪を引くと、母が必ずリンゴをすってくれた。経験的にビタミンCも補充させていたのだ。
 
 リンゴピューレはすったリンゴに少量の砂糖とバターを加えて、レンジで高温・短時間加熱してつくる。そんな紹介があった。サラダソースにしたり、ショウガを加えて浸けておいた肉を焼くと軟らかい。これは今日でも応用できそうだ。リンゴは血液もサラサラにするともいう。たしかに万能なのだ。
 
 母親は毎日リンゴを食べていた。実家の数軒隣のTさん宅でお婆さんがリンゴを売っていたのでよく通った。そのうち隣町のリンゴ売りトラックが巡回販売するようになった。車が来ると近所の小母さんたちが囲んだ。余市・Aくんの叔母・Oさん夫婦で、みんなの人気者だった。
 
 リンゴをかじりながら、そんなことを思い出していた。リンゴ売りが来るのは寒い時期だった。貴重な果物だったのだ。昨日昼、積丹町の妹から「サツマイモ着いたよ」と電話があった。「昨日までは強風だったが、今は晴れてホッとしている」と弾んでいた。サツマイモが暖気を運んだかな?!