「林檎の力」(ダイヤモンド社)

 食卓の上に「林檎の力」(ダイヤモンド社、2012年2月16日)があった。俺「どうしたの?」、家人「職場にあったので借りてきた」。あぁ、福島原発事故の後、セシウム排出うんぬんで一時話題になったような記憶がある。発行もほぼ一年後だし…。昨夜寝る前に流し読みした。
 
 サブタイトルは「なぜチェルノブイリでは子供たちにアップルペクチンを投与しているのか」。「ガン細胞の抑制、コレステロールと血圧の低下、肥満予防、整腸作用など、林檎に秘められたさまざまな可能性」について書いてあるという。(財)青森県りんご協会推薦。
 
 林檎の皮にはアップルペクチンという食物繊維が豊富に含まれていて、これがベラボ―に体に良い。欧州のことわざに「りんごが赤くなると、医者が青くなる」、「1日1個の林檎が医者を遠ざける」とあるのは、そのためだ。「リンゴは皮ごと丸かじりしましょう」と推奨。
 
 リンゴの効用・やや科学編、そんな感じだが結構面白かった。要は十分に食物繊維を摂り、良好な腸内環境を維持するのが健康の秘訣。リンゴはその面で優れている。りんご農家に高血圧症が少ない、とも。余市のハッチくん(山本観光果樹園社長)に尋ねてみようかな!?