デジタル・サンタ

 今朝髭剃りをしていて、顔にシミがあるのに気づいた。右目脇の眉横に一つと目じり近くに上下2個がある。これまで気がつかなかったが、このシミはあきらかに加齢現象だ。昨夜の柚子風呂で手足の皮膚がツルツルしているのに、顔が少しシミったれてきた。
 
 家人が友人からもらってきた柚子6個を風呂に入れた。少し不揃いの柚子たちもお湯に浮かんで楽しんでいるように感じた。いつもよりつい長湯して、気分良く眠られた。息子夫婦が買ってきた苺クリスマスケーキが北坂戸「クランツ」のだったこともある。作りたてのシックな味だ。
 
 前にも書いたが、最近、鏡を見れば父母に似てきたと思う。微妙な感じだが父の輪郭と母の輪郭が組み合わさって自分の顔になっている。元々声は父そっくりだ。息子がまた自分にそっくりで、ときどき友人たちが電話で間違う。父の面影が声だけではなく、顔にも表れてきた。
 
 今日はクリスマスイブだ。教会のキャンドルサービスにはいけないが、喜びの日だ。子どものころ枕元に靴下を置いて、贈り物を期待して寝た。翌朝、4人の兄妹はお互いに見せて笑いあった。特別高価なものではなかったが、父が小樽入港のときに選んでくれた品だった。
 
 昨夜、息子夫婦と家人が孫のプレゼントで話し合っていた。息子はまったくのアマゾン族だ。ほとんどの品物がアマゾンから届き、いつも自分がハンコを押して受け取る役だ。海外からの品物も多い。最近のサンタクロースはアマゾンルート(デジタルサービス)で各家庭に直接とどけるようだ。