ヒメタケノコは今が旬

 今朝、北海道・積丹町の妹に電話したら、「私もちょうど電話しようとしていたところ。Tちゃん(わが弟)が朝早く、漁師さんからもらったサクラマス二尾もってきた。その一尾とゆでタコ、昨朝二人で採ってきたタケノコを宅配便で送るから」と告げた。積丹半島のヒメタケノコは灰汁が少なく柔らかい。旬の走り(ダブリ?)で特別美味しい。
 
 昨夜は秋田に引っ越した妻の友人から電話がきて、山菜を送ってくれることになったようだ。フキやワラビのことを含めて長話をしていた。田舎にいれば山菜取りは楽しみの一つだが、早起きで手まめでなければ上手くいかない。その点でオレは不合格だ。山菜は採ってきたらすぐ皮を剥いたり、灰汁取りをして初めて食材になる。
 
 40年近く前に東京・高島平団地から埼玉・坂戸市に移ってきた。当時は竹林が近くのあちこちにあって、家族でタケノコ採りをした。団地生活では味わえなかったイベントで、幼い子どもたちと大騒ぎしながら楽しんだ。北海道のタケノコと違って太い。いずれにしてもタケノコを食べると幼いころの郷愁、祖母や母の笑顔を思いだす。