立秋

 残暑お見舞い申し上げます。
 
今朝の窓から入る風は昨日までと異質だ。炎暑にたたかれて熱中症中期状態がつづいていたわたしは、久しぶりに深い息をしている。北海道に行くまでも、札幌でも、帰宅後も体温調整ができずにいつも微熱状態だった。今日はゆっくりマイペースで、美味しいものを食べる。
 
さきほど積丹町の妹、札幌の妹とお盆のことで打ち合わせていた。「あっ、元気な声になったね!」と言われた。ヒョロヒョロした頼りない声しか出なかった。妻は「新聞でも音読したら―」と声をかけてきたが、「うるさい」と拒絶した。彼女が出かけたのでしかたなく音読した。腹筋が疲れる。
 
妹たちが「今日も暑いよ」と伝えた。たしかに北海道の気温も異常だ。しかし、埼玉のこの地はものすごく暑いのだ。暑いと聞くのもいやなほどの酷暑なのだ。北海道弁で言えば「胸が悪く」てかなり食欲がなかった。だが、味を濃くしてなんとか食べつづけたので、少し快復してきた。
 
 先日届いた知り合いからの暑中見舞いに、「ご自愛専一されますよう祈っております」と手書きで添えてあった。ありがとうございます。仰せのとおり、しばらくは「自愛専一」で行きます。それにしても叔父・叔母、知人などアラウンド80の方々の元気さには参った。よく歩いているので声が生きている。