梨とリンゴ

 朝刊を見ていたら、ピンポーンが鳴った。見たら市内の友人・Nさんだった。「弟から梨が届いたので、おすそわけ―」と、紙袋を手渡された。大きな千葉産豊水がわが家の人数分入っていた。瑞々しい梨の季節だ。先日も妻が山口産の梨をもらって、このところ毎朝食べている。
 
 Nさんがわたしの顔を見て、「もう少し顔色が良ければよいのに」と話した。「こんなもんだよ」と笑って返した。私より年齢が少し上で、六本木で美容室をやっている現役だ。姉御(あねご)肌で面倒見が良い。函館近くの生まれで話が早いので、かなり長い付き合いをしている。
 
 Nさんの脇は隣家の百日紅(さるすべり)が満開で、フェンスを越えて道路にまで張り出している。午前から晴れているのは久しぶりだ。顔色を良くするのに日光浴でもと思い、すぐ近くのドラッグストアに散歩がてら「塩飴」を買いに行く。店内を見てたらなぜだか柴漬けも買っちゃった。
 
 「午後の紅茶」の青森産リンゴ果汁入りが15日から発売と今朝の経済面に出ていた。リンゴも健康にvery良い果物だ。1日から山崎製パンが「余市産つがるりんごのジュース入りゼリー」というランチパックと「やわらかフランスパン」を、北海道のスーパー、コンビニで発売開始したという。
 
「ラベルには<余市町の山本観光果樹園で収穫されたりんごを使用しています>とあり、建物の写真も表示されています。これは「山本観光果樹園」が余市を代表するブランドになったことを意味しています」。札幌のKくんから同級生に向けて朗報が発信されてきた。山本くん、たくさん売れたらいいね!!