「やきとリンピックin東松山」

   「全国のやきとりが東松山(埼玉県)に集結!」―森田光一・東松山市長が地域新聞「ショッパー」コラムに登場してPR。9月26、27日に「第9回やきとリンピックin東松山」が開催され、全国やきとり連絡協議会(全や連)が共催する。東松山美唄、室蘭、福島、長門今治、久留米の名物店など12都市13店舗のご当地やきとりが参加。
 
森田市長自ら大会会長を務める。「関東初の〈やきとり祭典〉は両日、松山市民活動センター北側駐車場で午前11時~午後7時まで開催。やきとりで街おこしを盛り上げる。全国のやきとりが味わえる千載一遇の機会、ご家族でご来場を」と呼びかけている。豚のカシラ肉をピリ辛みそだれで食べるやきとり(やきトン)は癖になる。
 
東松山のやきとりは、戦後間もなく、あまり利用されていなかった豚のカシラ肉を何とか活用できないかと考えだされた。韓国出身の大松屋(やきとり屋)初代ご主人が、唐辛子入りのみそだれと焼いたかしら肉を合わせものが、広まったと言われている。わざわざ都内から電車で来て、たびたびその味を楽しんでいた知人がいた。
 
東松山市内には100店舗を越えるやきとり屋がある。店ごと味に工夫を重ねている。昔、妻と行ってた時に感じたのだが、地元の人たちはサッと来て、サッと食べて、サッと飲んで店を出た。今は坂戸、川越でも食べられる。わが家も丸広百貨店で「ひびきのやきとり」をたまに買って来る。若葉駅近くの「やきとりBAR」にもそれはある。
 
全や連は数年前から大手町・サンケイビル地下で営業、冒頭の7市のやきとりが食べ比べできる。同ビルの新聞記者と会ったときに開店間際のその店を発見して、偵察に出かけた。余市高校同級生の仲間とも何回か訪れた。Kくんは東松山やきトンにぞっこんだ。ビールに良し、日本酒に良し、焼酎に良し。若い女性客も多い。