「小樽・余市ゆき物語」スタート

 “マッサン”のロケ地にイルミネーションが灯る 今年、『余市ゆき物語』初開催♪」―そんな見出しが昨日届いた旅行会社のメールニュースにあった。小樽市で開催されているライトアップイベント「小樽ゆき物語」に今年から余市町がコラボする。本日(11月21日)から来年2月14日までのロングランだhttp://bit.ly/htl20151120_fan4
 
 「小樽・余市ゆき物語」で冬の観光客をさらに取り込む観光戦略。なかなかロマンチックなイメージを抱かせる。マッサン・ブームで沸いたニッカウヰスキーのふるさと・余市町にはmy storyを求めて全国から、世界から多くの人たちが押しかけるだろう。これによって積丹半島の地域振興につながれば幸いである。そう願う。
 
 「小樽ゆき物語」から連想するのは伊藤整の処女詩集「雪明りの路」だ。小樽・塩谷で育った伊藤のこの詩集は、かなり知的レベルの高いものだ。処女作でその作家が将来書いていく内容が決まるとも言われる。大作家になっていく彼の視点はこの詩集にすでに包含されている。「雪明りの路」、なんと浪漫に満ちた言葉だろう。

 積丹半島は雪だろうか!?