デカイ竹の子

 一昨日夜の宅配便で茨城・つくばみらい市の娘から大きな竹の子が10本届いた。家人は二階の息子夫婦に半分あげて、すぐに茹で始めた。昨日一日中家にいたオレが灰汁取りのための水変えを朝から夜まで4回やった。「灰汁が抜けるほど美味しくなるというから」(家人)。
 
 今晩のおかずにどんな形で出てくるか、楽しみ!! 娘夫婦が友人のところで許可を得て収穫したものらしい。デカイ竹の子だ。茹でているときに微かに甘い香りが漂っていたので、刺身でも食べられるだろう。29日に娘親子でわれわれの結婚日祝いに来るという。
 
 北海道のは細い竹の子だったので、こちらの太いのとは食感も味も少し違う。どちらもさまざまな食べ方ができる。約30年前の数年間、近くのお寺の竹林にもぐりこんで子どもたちと竹の子採りを楽しんだ。今は竹林が半分になり、厳重に柵で囲っている。進入禁止。残念。
 
 かつて社員旅行で京都・嵯峨野に行ったとき、竹林の続く道を歩いた。お昼にビールを飲んでいて、足取りも口滑りも軽かった。心地よい風がサラサラと笹の葉を揺らした。見たことのない太い竹の群生が空高く伸びていた。それを「鬼のストロー」と名づけ、一人アホ喜びした。