「積丹ブルー水中の神秘」

昨夜、最終の宅配便でイカとホッケなど時期の魚が届いた。北海道・積丹(しゃこたん)町の妹夫婦からお礼の品だった。家人が先日送った「満洲の餃子」を美味しくたべたという。荷物のふたを開いたら、「これ、あるよ!!」と言われて覗き込んだ。北海道新聞積丹ブルー水中の神秘~特殊な海底地形 光差す洞窟」(今月17日夕刊)。一面左に2枚の海中写真&積丹の地図入りで報じられていた。写真部記者が潜って撮影し、臨場感あふれる記事を書いている。
 
写真には幌武意(ほろむい)海岸の海底遺跡を連想させる柱状摂理、水中展望船のガラス窓から見えるダイバーの姿が。真っ青な海中、とたしかに神秘的に撮影している。積丹海岸はダイビングの人気スポットで、ダイバーたちも各地から多数つめかける。積丹町の入り口・茶津海岸の「青の洞窟」ではシュノーケルで海中をブルーに照らす日光を楽しめる。昨年夏に娘の夫と息子がそのシュノーケルツアーに参加、「また行きたい」ほど満足したそうだ。
 
積丹半島夏盛り、電話したら妹の声もなんとなく夏モードで張り切っていた。かつて夏休みの間は、いま中国・大連にいるCちゃんと古平(ふるびら)町丸山岬の岩礁に泳ぎに行った。火を熾(おこ)して採ったウニやアワビを焼いて二人で食べた。小学生低学年の頃はまだ海水パンツでなく、白いサラシの褌(ふんどし)だったような??赤褌にはタコが吸い付くとの噂があった。帰る頃には少年二人とも寒さで唇が紫色になった。次の日もまた朝から岩礁に通った。